映画「インサイドヘッド2」泣ける映画だった!(ネタバレあり)

「インサイドヘッド2」を観てきました。前作、「インサイドヘッド」の続編で主人公のライリーが、少女から成長し、思春期の時期を迎えるお話となっています。前作ではヨロコビやカナシミがライリーを見守ってきましたが、ある日、高校入学を控えたライリーの頭の中に、「シンパイ」「ダリィ」「イイナー」「ハズカシ」の大人の感情たちがやってくるのでした。その感情たちと、もともといた「ヨロコビ」「カナシミ」「ムカムカ」「ビビリ」「イカリ」たちは上手くやっていけるのか?ライリーはどのようになってしまうのか・・・・

以下、ネタバレを含みます。

物語は、中学校時代に親友の二人とともにアイスホッケーの大会で、ライリーが活躍しているシーンから始まります。試合後、高校の強豪チームの監督が三人に声をかけます。高校の練習に参加しないかと・・・これはこの強豪チームに入るチャンスなのでした。

 その強豪チームの練習に参加する前日の夜。ライリーの「インサイドヘッド」が大きく工事されます。思春期の警報音が鳴り響き、四人の新たな感情がやってくるのでした。

 練習日の朝、母親に起こされたライリーは、自分の感情が押されらません。いつもはそんなにムカムカすることがないことなのに、大きな声で母親に反抗します。「インサイドヘッド」では、「ムカムカ」がボタンを押すと、いつもよりも過大な反応が出てしまうのです。もともといたメンバーも驚きを隠せません。

 このような現象が「思春期」なのでしょう。母親や父親に対して、反抗をしてしまうのですね。

 そして、親友の二人との友情よりも、今後の未来を優先する行動をとってしまうのです。「インサイドヘッド」の中で、「シンパイ」が今後のために、今までとは異なった行動をライリーに選択させていきます。「ヨロコビ」達はそのような行動はおかしいと主張しますが、新たな「シンパイ」たちに、「ライリーの今後のため」と主張され、ついには閉じ込められ、遠くに飛ばされてしまいました。

 「シンパイ」達がライリーの選択をコントロールしていきますが、コーチの秘密のノートを盗み見たり、親友たちをないがしろにしたりしていきます。

 そして、物語は後半へ、チームの最後の練習試合にて、ライリーがチームに選ばれるため、独りよがりのプレーをはじめます。強引なシュートに、味方関係なしにボールを横取りするプレー。そして、相手チームの親友に対して、ひどい反則までします。

 ライリーは、もう自分がわからなくなるほど、頭がパニック状態に陥ります。「シンパイ」もこの危機的状況を乗り切るためのすべを、過去から探しますが、まったくでてこず、「シンパイ」自身も半泣き状態のパニックです。 

 そこへ、「ヨロコビ」がいいます。「手をはなして」、「シンパイ」救われたように手を放します。そして、ライリーの自我は、今までの失敗した過去や、苦い思い出をすべて含めて、自分なんだと自我をもう一度形成し始めます。弱い自分も受け入れて、そして、新たな自分へと生まれ変わるのです。

 「インサイドヘッド」のメンバーも新たなメンバーを含めて、全員で新たな自我を抱きしめます。そして、ライリーの生まれ変わりを全員で乗り切るのです。

 

 親友たちが、ライリーを心配してやってきます。ライリーは悪かったことを反省し、もう一度プレーを始めました。

 今作品は、自分も思春期のころは、そうだったなぁと思わせてくれる場面が多くあります。そんなときに「インサイドヘッド」では、コントロールパネルが工事したてで、上手く感情を表現できなかったり、新たな感情と今までの感情がぶつかりあったりしていたのだなぁと、自分を振り返らせてくれる作品となるのではと感じます。

 また、後半で「ヨロコビ」が「シンパイ」かけた言葉で、いくら心配してもしかたない、今自分ができることはなに?といった言葉があります。 またこれも、この作品が教えてくれるメッセージのひとつなのかなと。たぬぽんは感じました。

       是非ご視聴ください♪♪♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました