映画「ナポレオン」を観てきました。
映画はフランス革命にて、マリーアントワネットがギロチン台に向かうところから始まります。マリーアントワネットが処刑されている所を静かに見ている男。それがナポレオンでした。
ナポレオンの生涯を丁寧に映画化された作品でしたが、ナポレオンの妻となるジョゼフィーヌとの精神的な支えあいや感情のゆらぎは観る人の心を揺さぶるものでした。
ジョゼフィーヌが子宝に恵まれず、離婚します。しかし、その後もナポレオンとの関係は途切れず、不思議な関係が続いており、愛情なのか呪縛なのかわからないなんとも言えない関係が続いていきます。
ナポレオンはロシアへの攻撃で、ロシアの冬を迎えてもなお進撃しようとします。しかしその冬に慣れていない。フランス兵や馬はそこに留まることすら厳しくなってしまいます。
そしてナポレオンはロシアから帰ってきます。多くの犠牲を払って。その責をとり、ナポレオンはエルバ島へ島流しにされますが、フランスとジョゼフィーヌのために戻ってきます。
ジョゼフィーヌはしかし、病の末に亡くなっていました。ナポレオンはまた人心を獲得し、最後の戦いワーテルローの戦いへと進んでいくのです。フランスは敗退。
ナポレオンはセントヘレナ島に流され、その6年後に亡くなります。
ナポレオンは、歴史を丁寧に映画しています。そして、ジョゼフィーヌとの人間らしい関わり合いも丁寧に描かれています。歴史を学校で学んだ方にとっては、確かに習ったなぁと懐かしくなるかもしれませんね。ぜひご覧ください!
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