どうも、たぬぽんです。
7月24日は「レンタル✖️ファミリー」を観に行ってきました!ん?レンタル、ファミリー、、、?なんかちょっと怖い予感笑
期待感が高まるなか観てきましたよ!
はじめに
どうやら、この映画は3つのエピソードに分かれて作られているようですね。
エピソード1
ある夫婦がケンカする場面から始まります。旦那が妻のカバンから財布を奪い取り、止める妻に暴力を振います。
その側で、ずっと泣き続ける赤ちゃん。地獄のようなシーンです。その後、母と赤ちゃんは家を出て行きます。
母は一人で娘を育てていますが、幼児の娘から「パパに会いたい」と泣かれます。
そして、インターネットで出てきたのが「父親代行」でした。母は覚悟を決めて父親の代行を依頼します。
そしてはじまった父親のレンタル。娘はレンタル父との時間を幸せに過ごします。
しかし、ある日本当の父親が母娘の元に現れるのです。「もう一度やり直そう」その言葉を拒絶する母。「さくらか、俺に似てきたな」という本当の父。
母の強い拒絶があり、本当の父親は出て行きます。しかし、娘は「あの人誰?」勘の良い娘は、信じられない現実に直面するのでした。
母親の謝罪。娘はなんとか現実を受け入れようとします。そしてある時、「パパに会いたい」「その人は本当のパパじゃないんだよ」と言う会話でエピソード1は幕を閉じます。
エピソード2
次は代行会社の代表、三上の物語です。三上は月に23件もの代行をこなしています。代行業は父親代行の他に、孫の代行、結婚式の親族の代行など幅広く行われていました。そんな中、父親代行を月に8回も利用する母親が現れます。
その母親はレンタル父親の三上と夕飯の時にご飯と味噌汁とおかずをふりかけで出します。
さすがに「無理してませんか?」と三上。母親は「大丈夫、買い物に行けなかったから」と言います。
三上はその母親の依存を感じて、予約を受け付けません。すると母親は事務所まで駆けつけるのです。
「なぜ、予約がとれないの?」という母親に三上は会社の意義を伝えます。泣きながら「もういい。」と出ていく母
取材していたカメラマンがその母に「一回2万のレンタルを月8回行って、それは息子のためになってるのか?」問います。
母は答えられませんでした。
エピソード3
九十九里浜付近に家を構える、母娘のお話。娘が小さなころから、父親代行を利用していました。
娘は高校3年生。レンタル父親の三上を自分の父親と疑いません。
そんなある日、母親が無理なパート勤務の結果、急死してしまいます。
母親の葬儀を終えて、三上は娘ななこに自分の正体を明かします。とても受け止められないななこ。
ななこは自殺しようとします。しかし失敗し、ななこは高校をやめ、住み込みの仕事を見つけます。
ペンションを住み込みの仕事を始め、ペンションの従業員の優しさに触れ、徐々に元気を取り戻すななこ。
そしてペンションオーナーに、「もう一度大学を目指すこと。もう一度レンタル父親に会ってみては。」と肩を押してもらいます。
東京の事務所を訪れるななこ。そこには仕事をこなす三上の姿が、「私たちに愛情はあったの?嘘だったの?」と三上に問うななこ。
三上は「愛情はあった。」と答えますが、嘘じゃないかの問いには答えません。つまり嘘=仕事なのです。
三上は、母親が父親代行を利用したのはななこのためを思ってしたことなんだと、話します。
ななこは「それって、母親のエゴですよね」と答えます。そしてホテルに戻り、カーテンをあけ、色々考え、「お母さん、ありがとう」と呟きました。
まとめ
レンタル×ファミリーなかなか興味深い映画でした。しかしそのような代行業、結婚式の親族役ぐらいまでならいいのかもしれません。
父親まで行くと、事実を知った時にものすごいダメージを受けてしまうなぁと感じたたぬぽんでした。
ならば、現実を受け止め、つらい現実に立ち向かう気持ちが大切なのかもしれませんね。
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