【ネタバレ】映画『アンティル・ドーン』感想レビュー!タイムリープに隠されたメッセージとは?

映画

どうも、たぬぽんです。

映画「アンティル・ドーン」観てきましたよ。アメリカのホラー映画ですね。紹介していきます。

人気ホラーゲームの実写版ということで、かなり期待していましたが、その期待を裏切らない、衝撃的な体験でした。本記事は、ネタバレありで感想を綴っていきます。まだ映画を観ていない方はご注意ください!

物語は姉を探す旅から始まる

物語は、主人公グローバーとその友人たちが、行方不明になった姉メラニーを探すところから始まります。姉が最後に送った動画を頼りに、彼らは山奥へ。そこで訪れた店の店主は、なぜかメラニーが行方不明であることを知っていました。

不審に思いながらも、グラン・バレーという場所へ向かう一行。大嵐の中、そこだけ雨が降っていない不気味な宿を見つけ、足を踏み入れます。


恐怖の「第1夜」とタイムリープの始まり

宿で恐怖の第1夜が始まります。不気味な物音に誘われていった友達の彼氏が、胴体を半分にされて殺されてしまいます。さらに、彼氏を追っていった彼女も、仮面をかぶった大男に殺されてしまうのです。

しかし、ここで映画は一変します。

目を覚ますと、そこはまたグラン・バレーの宿。殺されたはずの彼氏も彼女も生きています。なんと、彼らは「タイムリープ」に巻き込まれていたのです。

この設定は衝撃でした。何度も同じ夜を繰り返すという、これまでにないホラー体験が始まりました。

繰り返される死、そして明かされる謎


第2夜、グローバーは魔女のような老婆に出会い、「この夜を生き延びるか、夜の一部になるか」という選択を迫られます。この夜も殺されてしまい、第3夜へ。

第3夜では、水を飲んだら爆発するという謎のルールが発覚。そしてこの夜の最後に現れたのは、なんと山奥の店の店主でした。

「こいつが黒幕か!」

この瞬間、一気に物語の核心に迫った気がして、興奮しました。


「人生は一度きりだから尊い」というメッセージ

タイムリープを繰り返しながら、13回目の夜を迎える一行。 彼らはもう死ぬことにも飽き、「前に進もう!」と決意します。

地下の炭鉱街を進み、次々と襲いかかる敵を倒しながら、ついにグローバーは黒幕の店主と対峙します。店主が飲んでいるコーヒーに水を混ぜて飲ませると……大爆発!

見事、店主を倒し、仲間を助けて脱出に成功しました。

この映画で一番心に残ったのは、主人公グローバーと仲間の会話で出てきた「人生は一度限りだから尊いんだ」という言葉です。

何度も生き返るうちに、命の重みが薄れていく恐怖。その中で、この言葉は彼らにとって、そして映画全体にとって重要なメッセージだったように感じます。結局、探していた姉メラニーはもうこの世にいなかったわけですが、彼らは「生」を取り戻すことができました。この展開はとても心に響きました。


たぬぽんの観方

個人的な見解としては、アメリカンホラーらしい、大きな音で驚かせる「ビックリ演出」が多かったですね。ストーリーの細かな設定が省略されている部分もあり、「そういうものなんだ」と飲み込みながら観ていく必要があったかもしれません。

ただ、最終的に伝えたいメッセージは明確でした。

「命の尊さ」、そして「前に進むことの大切さ」。

これらをホラーというジャンルで見事に表現している作品だったと思います。ホラー好きはもちろん、ちょっと変わった体験型ホラー映画を観たい人におすすめです!

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