「ジュラシック・ワールド 復活の大地」感想!たぬぽんが語るシリーズへの愛と新たなサバイバル

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 たぬぽんです!先日、「ジュラシック・ワールド 復活の大地」を観てきました。この記事はネタバレありなので、まだ観ていない方はご注意くださいね!

この作品は、過去のシリーズ作とは一味違った、驚くべき世界観から始まります。恐竜たちは現代に蘇ったものの、環境に適応できず、赤道付近の熱帯地域にのみ生息。そして、その地域は立ち入り禁止区域となっているんです。さらに、人々の恐竜への関心も薄れている…そんな少し寂しい状況から物語は幕を開けます。

恐竜の心臓が、大金に?物語を動かす新たな目的

 物語の軸となるのは、一人のビジネスマンが元傭兵の女性に持ちかける儲け話。なんと、恐竜の血液から心臓病の薬を作ろうというのです。100歳を超える寿命を持ち、心疾患とは無縁な恐竜たち。その心臓の秘密を解き明かすため、巨額の報酬に惹かれた女性と、恐竜の真実をこの目で確かめたい博士が、立ち入り禁止区域へと足を踏み入れていきます。

船で向かう道中、一行は海の恐竜に襲われ転覆した家族を救出。その後、狙いのモササウルスから血液を採取するも、反撃にあい大混乱に陥ります。この混乱の中、ビジネスマンが家族の長女を見殺しにするシーンは、本当にひどい奴だなと腹が立ちましたね!

命がけのサバイバル!シリーズ愛が詰まったオマージュ

 なんとか島にたどり着いた主人公たちは、さらに草食恐竜や飛行恐竜の血液を採取していきます。この過程が、まさにジェットコースターのようなサバイバルアクションの連続!いつ襲われるかわからない緊張感と、危機を乗り越えたときの安堵感の繰り返しで、手に汗握りました。

そして物語はクライマックスへ。本拠地で主人公たちと助け出した家族が合流し、ビジネスマンの裏切りが露呈します。そこに現れたのは、これまでの恐竜とは違う、超巨大な新種の恐竜たち!最後の脱出劇が始まるのです。

このクライマックスで、シリーズ初期の作品へのオマージュだと感じさせる名シーンがありましたね。発煙筒を使って恐竜をおびき寄せるシーンは、まさに初期作の名場面を彷彿とさせました。制作陣の「ジュラシック」シリーズに対する深い愛情が感じられて、たぬぽんは胸が熱くなりましたよ!

変わる心とハッピーエンド

 絶体絶命の状況をなんとか生き延び、ボートで脱出する一行。お金のためだけに生きてきた元傭兵の女性が、採取した成分を「みんなのために使う」と決意する場面は、彼女の心の変化がはっきりと描かれていて感動的でした。そして、イルカが飛び回る穏やかな海で、物語は安堵の表情とともに幕を閉じます。

たぬぽんの観方

 たぬぽんの子供の頃に公開された『ジュラシック・パーク』。そして今、大人になって観る『ジュラシック・ワールド』シリーズ。この作品は、かつて恐竜に夢中だった子供時代を思い出させてくれました。これからもこの素晴らしいシリーズが続いてくれることを願うばかりです!

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